【クラウドSIM】AirSIM の使い方【差し替えなしで海外でも使えるSIM】

airsim

スマホの中には SIM カードというものが入っています。

ドコモやau、ソフトバンク、格安SIMなどそれぞれ契約しているSIMカードが入っているのでネット通信をすることができるのです。

クラウドSIM は 個別に通信会社と契約しなくても、ネットができるすぐれものです。

たとえばクラウドSIMが入っていれば、アメリカに行った後にフランスに行っても同じSIMカードを使えるので、SIMカードを差し替える必要がありません。

ローミングサービスというのもありますが、ローミングは料金が高いですよね。

クラウドSIMであれば現地SIMとほとんど変わらない値段で安くネットができます。

AirSIMってこんな製品
  1. SIMカードの差し替えが不要
  2. AirSIM アプリでチャージ
  3. プランによっては通話もOK
  4. ローミングより安い
クリックできる目次

クラウドSIMの料金はどうやって払う?

クラウドSIMは基本的に前払い(デポジット)することで利用できます。

ドコモなどでは基本的に使った翌月に料金を払いますが、クラウドSIMの場合は使う前にチャージしておいてその分だけ利用できるのです。

プランによっては月◯GBまで使えたり、XXGB分使い切りだったりとさまざまです。

支払いはクレジットカードの場合がほとんどです。

目的地に到着した時すぐにネットを使えるようにするためには、目的の国に訪問する前に、事前にその国に合ったプランを契約しておく必要があります。

国や空港によっては無料で利用できるWiFi環境がなかったりするからです。到着してあたふたしないよう、目的地に行く前にホテルのWiFiを使って契約をしてしまいましょう。

海外で利用できるクレジットカード

みんな使ってる楽天カード

信頼と実績の三井住友カード


このあたりのクレジットカードであれば世界中どこでも使えるので安心です。

差し替え不要のSIMカード AirSIM

こちらの商品は最初から10米ドルがチャージされています。最初の10ドル分はそのまま利用できます。

AirSIM ケース

クレジットカード大のサイズです。

内容物はこれだけでSIMカードを抜くためのピンや説明書、そしてSIMカードが入っています。

AirSIM表面

左についているのがSIMカードです。SIMカードの大きさは3種類ありますが、どのサイズにも対応できるよう最初からアダプタがついているので心配不要です。nano SIMでも利用可能です。

利用時には、このカードからSIMカードだけパキッと外してスマホに挿入します。

AIirSIM の裏面です。 ICCID という番号や アクティベーション番号などが書いてあります。 なくさないよう携帯しておくか、スマホのメモなどに入れておきましょう。

AirSIM 説明書

接続方法が記載されたマニュアルです。中国語と英語しかありません。

QRコードを読み取ると、スマホ用の AirSIM 接続設定アプリがダウンロード可能です。

AIRSIM ROAM

AIRSIM ROAM

Shinetown Telecommunication Ltd無料posted withアプリーチ

スマホで設定

まずは、SIMカードをスマホに挿入しましょう。

AirSIM Roam アプリを起動するとICCID を読み取るようにカメラが起動するのでカードのしたに記載している バーコードを読み取ります。

カメラが起動

バーコードに赤い線を合わせます。

ICCID読み取り
登録画面

カードに記載している4ケタのアクティベーションコードと適当なメールアドレス、Country は日本、Contactには電話番号を入力しておきます。

これで一応使えるようになります。10ドルデポジットされているので、まずはその範囲でプランを購入可能です。

AirSIMのプランを購入してみた

日本国内でAirSIMをスマホに挿入して、データプランを購入してみました。

トップ画面がこちらです。

AirSIMトップ画面

下の「Buy」タブでプラン購入ができます。

Buy

利用したい国を選んでプランを探します。

1日、3日、7日、30日でいくらなどのパターンがあります。

国によってはたくさんプランがあるので自分が使いたいものを選びましょう。

日本SIM

今回は日本のSIMを購入してみます。

プラン

キャリアやプランはいろいろあります。

とりあえず、Softbank回線 24時間 LTE使い放題プランにしてみました。

購入後

購入後、データローミングをオンにしてねというメッセージが出ました。APNの設定が必要になるかもしれないとのこと。

今回購入したのは

ソフトバンク回線 24時間 LTE 使い放題プランで、3.99ドルでした。

購入後、メールで明細が届きます。

ソフトバンク回線
Topup

Topup」タブではクレジットカードによるチャージができます。デポジットの10ドル分が足りなくなったらチャージが必要です。

スマホの設定

APN の設定

今回は特に設定せずそのまま使えました。AirSIMアプリ内にAPNの設定方法が記載しているので参考にしてみましょう。

国によってはAPNの設定が必要になると思います。

APN設定

よく分からないけどvodafoneになってました。

目的日についたらすること

到着時

目的地に付いたらキャリアを自動にして再起動するようですね。

メインメニューの「Valid Package」から「Use New Package」を押して 00001をダイアルするとのことです。

AirSIMの速度は?

気になるのはAirSIMの速度です。

ソフトバンクの回線を契約して速度を測定してみました。

IPアドレスは China Unicom (= 中国聯通) になっていますね。

このあたりはよく分かりませんが問題なく通信できています。

ios速度

LTEで30Mbps なのでまずまずの速度が出ています。

あくまで日本国内で測定したのものなのでご参考にしてください。

SIMフリーのルーターに入れて計測

手元にあったルーターに入れてみたら問題なく通信できました。

速度

IIJ (Docomo) のプランの場合

ソフトバンクのプラン同様に、ドコモ回線のプランもあります。買い方は同じです。

1) この時点ではSoftbank回線

ソフトバンク

2) Docomo IIJ 24時間 1GB プランを購入

IIJプラン

3) 通話(Airtalk)はなし

トーク

4) 開通日を指定して購入

購入
x

5) 設定後3分で開通するそうです。

開通手順

6) 左上の表示がIIJ に変わりました。

IIJ

7) 通信するにはAPNの設定が必要です。

APN一覧

8) 「モバイル通信 > モバイルデータ通信ネットワーク

APN

9) 3ヶ所のAPNに「auto.iijmobile.biz」を入力

APN入力

今回は通話機能がないのでアンテナピクト(電波マーク)が表示されません。

IP

fast.com の速度

fast.com

スピードテスト

スピードテスト

ちなみにプランの上限(1GB)を超えた場合でも24時間以内であれば低速で通信可能でした。

速度制限後

そのほかのクラウドSIM

AirSIM のほかにもクラウドSIM はあります。それぞれ特徴があるので好きなSIMを選びましょう。

アジア 14ヶ国利用可能の Air2Fly

ヨーロッパを中心に世界中で利用できる MightySIM

200以上の地域と国で使える PacificSIM

結果イモトのWiFiは楽

クラウドSIMはめんどくさいしよくわからないや、という場合は設定済みですぐ使えるイモトのWiFiがぴったりです。

  • URLをコピーしました!
クリックできる目次