暑くて外に出たくないよ。
冬は着込めばいいけど夏は薄着でも暑いんだよね。
夏場に外で行動するのは暑くていやになってしまいますよね。
暑い中で無理をすると熱中症になったり、注意力が落ちてしまったりするのでこまめな水分補給や休憩が必要です。
部屋の中とは違って、外での作業は涼しいクーラーが使えないので暑さと湿気が不快ですが、大きな扇風機を持ち歩くわけにはいかないので我慢するしかありませんでした。
こういったときには、空調服をシャツの上に着てみましょう。空調服はクーラーのようにひんやりはしませんが、服の生地にちいさな扇風機が縫い込まれているので常に風を浴びることができます。
空調服にはバッテリー接続が必要となりますが、最近ではモバイルバッテリーの小型化と大容量化が進んだので、空調服の重さをほとんど感じないのがポイントです。
見た目は暑そうだけどずっと扇風機にあたってるようで快適なんだ。汗をかくと余計涼しく感じるよ。
- 野外イベント
- 自転車サイクリング
- オートバイ釣り
- ゴルフ
- ハイキング
- 工場、農作業など
勤通学に使うにはちょっと音が気になるかも。公共の場だと着にくいかな。
- エアコンがない屋外でも涼める
- 移動しながら作業ができる
- 汗に風が当たると涼しく感じる
- 熱中症対策
空調服を試してみよう
今回はこちらの空調服を買ってみました。イメージとしてはレインコートのような作りになっています。
生地が薄いのでシャツの上に羽織ってもほとんど気になりません。内側がメッシュになっているので汗をかいてもベタベタしにくい構造です。
この製品の特徴
- 336g と軽量コンパクト
- ファンが4つ
- 3段階の風量調整
上着の下に前後4ヶ所にファン(羽)がついています。内側にあるポケットにモバイルバッテリーを入れて接続したコントローラで風量調節ができます。
下の方にファンがあるので風が回るか気になると思いますが、しっかり首元まで風が抜けていくで安心してください。長袖なので腕にもしっかり風がきます。
ファンのイメージはこんな感じです。
空調服を開封
モバイルバッテリーは別で重さは約333g でした。モバイルバッテリーが150gとすると合わせるとだいたい500gといったところです。
バッグの中にも入る大きさです。
上着の内側(左)にポケットが着いていて、ここにモバイルバッテリーを収納します。
モバイルバッテリーをコントローラーのUSBケーブルを接続して電源ボタンを入れるとファンが回線し始めます。
内側からはファンが透けて見えますs。取り込んだ風がここから吹き出す構造です。
外側から見るとこんな感じです。ここから風を取り込んで内側に送り込むようになっています。
ファンで取り込んだ風を上半身全体に送ってくれます。強にすると顔まで風が当たる勢いです。
空調服におすすめのモバイルバッテリー
空調服にはバッテリーが必要なので、小型のモバイルバッテリーが合います。
容量が大きければ大きいほど長く使えますがその分大きく、重くなってしまいます。300gくらいになると結構ズシッとくる重さなので気になってしまうかもしれません。
小さいものだと、少なくとも5,000mAh の容量があるものを選びましょう。個人的には150gくらいがよいと思います。
150gというとスマホくらいの重さだね
おすすめのモバイルバッテリー
- 重さ 134g
- 容量 5,000 mAh
- スマホの充電も可能
もっと容量の大きいモバイルバッテリー
- 重さ 184g
- 容量 10,000 mAh
- タブレットも充電
空調服のファンの音を計測
モバイルバッテリーをコントローラーのUSBケーブルに繋ぎます。
コントローラーを使って、電源ボタンを順番に押していくと3段階の風量調整ができます。長押しで電源入、切が可能です。
- High (強)
- Medium (中)
- Low (弱)
電圧を計測してみました。なぜかアンペアの大きさが逆転していますがだいたいこれくらいだと一つの参考にしてください。
ファン音比較の動画
空調服のファン音を比較のため L (弱) > H(強) > M(中) に切り替えています。
購入の際の参考にどうぞ。
ファンを取り外してみる
ジャケットを洗濯するときにはファンが接続したままだとショートしてしまうので外してから洗いましょう。
慣れれば1分くらいで外すことができます。
内側からファンを反時計回りでくるくると回すと取れるので、4つとも取り外すだけです。下の部分は縫い付けられているので取り外せません。
全部取り外すとこんな感じになります。ケーブルを截断しないように注意深く外してください。正直ケーブル自体はあまり強度が強そうではありません。
ちなみにコントローラーからそれぞれのファンに繋がっています。
空調服を買う上での注意点
空調服は外気から空気を取り込んで風を内側に送る仕組みなので、空調服の上から服を着てしまうと風量が大幅に弱まります。
なので基本的には一番外側に着用することになります。
もちろん、多少弱まっても問題ないのであればインナーとして使うことも可能です。
ファンの音については家庭用の扇風機の音よりは小さいですが、それなりに音が出ます。ただ、外であればほとんど気にならないと思いますが、静かな室内では気になるレベルなので注意して下さい。
空調服はまだ発展途上なのでケーブルの貧弱さなど気になる点がありますが、一度空調服を着用して暑い中作業をすると、暑さが和らぐ快適さに気づきます。
暑い季節を乗り越えるために、空調服デビューをしてみましょう。